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marchome

Author:marchome
栃木県栃木市にある、
青少年の就労自立を支援するための自立援助ホームです。

<ホームページ>
http://marchome.web.fc2.com/

facebookページもあります。
(「マルコの家」で検索)

■TEL/FAX
0282-21-7740
■E-Mail
info-marc@easter-village.or.jp

ご支援はこちらまで

【振込先】ゆうちょ銀行

■記号番号
00150-6-774249
■加入者名  マルコの家
※2,000円/年以上の寄付をされると、
法定控除が受けられます。

『社会福祉法人 イースターヴィレッジ 自立援助ホーム マルコの家』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~

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便りがないのは・・・
夕方、他県で暮らすOBから電話があった。
彼と直接話をするのは、どのくらい振りだろうか。

久しぶりに聞く彼の声は、
マルコの家にいた頃と変わらないんだけど、
どこか元気がないような気がして
「元気にしてた?何かあったの?」
と訊くと、
数か月前に会社の経営が傾き、倒産。
現在、求職活動中だという。

真面目な彼のこと、
なかなか決まらない再就職に
不安と孤独を募らせ、
うちに電話をしてきたのだろう。

電話の中で
「時々、マルコの家日記を読んでます。
野原さんが、マルコの家の出来事を載せてくれているから。
みんな、元気ですか?」
と言っていた。

栃木から遠い場所で、彼はインターネットを通じて
マルコの家との繋がりを感じていてくれたのだ。

今日届いた、他ホームの通信に
「これからは、積極的な退居者支援が大切だと実感している。」
と書かれていて、その言葉が私の心にズシンと響いた。

「便りがないのは、元気な証拠」
それがそうとも限らないのが、自立援助ホームであると実感する。

野原



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日記 | 17:14:11 | トラックバック(0) | コメント(0)
キラキラの重圧
東京で暮らすOBが
「タピオカの店にすごい人数が並んでるんだけど、
ゴミも酷いよ。
中には、写真撮るためだけに買ったのか、
中身そのまんまのヤツとかあるし。」
と、話していた。

世の中SNSに溢れている。

そしてアップされる写真や動画は
どれもこれもキラキラしている。

ある子が言っていた。

「SNSの中の同年代は、
皆、楽しそうで幸せそう。
羨ましいっていうか、妬ましい。
見なきゃいいんだって思うのに、見ちゃう。
そして、落ち込む。」

そりゃそうだろう、と思う。
私はSNSの投稿から遠ざかってしまったが、
閲覧だけはしている。

確かに皆キラキラしていて、
ポジティブで、意識が高い。
セミナーを開いたり、海外に行ったり・・・
すごいな・・って思う。

愚痴ばっかり言って溜息ついてる
自分との格差に落ち込むけれど、
そんなキラキラの投稿も
その人の生活の「一部」だということも分かっている。

人生、ドロドロした部分だってあるはずだ。
しかしキラキラの部分を切り取って投稿するのが、
SNSなんだと「捻くれた中年の私」は思う。
しかし、思春期の子たちは、
自分もキラキラしていないといけないような気になるのだろう。

でも

人生 いつもキラキラしてなくていい。

冗談を言って雰囲気を明るくできる君、
自分のお菓子を皆に分けてあげる君、
仕事から帰って「腹減った」と言う君、
将来の事を真剣に考えようとする君、

あなた達が輝いている時を、私達は知っている。

だから、
「私は私。ま、いっか。」
と、思ってくれるといいのだけど・・。

野原






日記 | 12:46:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
秋近し
「死ぬ」「死にたい」
本気度はいずれにせよ、良く耳にする。
メディアでも、マルコの家でも。

そもそも、産んでほしいなんて頼んでないし。
私の人生は私のモノなんでしょ。
だったら、私が死ぬことを選んだって良いわけでしょ。

正論である。

「生きるのが辛い・・・」
そう言われると、私も言葉に詰まるが、
「死にたい」の裏にも、自傷行為の影にも
本当は「生きたい」の気持ちが隠れているのではないか、
と、私は思う。

否定されるかもしれないけど・・。

「生きていれば、きっと良いことがある!」
なんて、そんな無責任なことは言えない。
だいたい「良いこと」かどうかなんて主観だ。

ただ、私はまた、あなたに会いたい。
だからあなたに生きていて欲しい。
それだけでは、生きる意味にはならないだろうか。

9月は自殺予防週間がある。
予防か・・・。
私たちにできるとしたら、
細く長く、関係を紡いでいくことしかないなぁ・・
抜けるような夏と秋の入り混じった空を見上げながら、
そんなことを考える。


野原





日記 | 09:56:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
利用料の意味
自立援助ホームの多くは「利用料」の徴収がある。

「利用料」(ホームによって別の言い方をする場合もある)は、
家賃、食費、水道光熱費etc..を含めた
マルコの家を利用するための料金である。

ホームによって金額は様々だが、
マルコの家では、一人3万円/月を
いただいている。
きちんと調べたことはないが、
全国的に平均的な金額であると思う。

入居の際に説明をし、本人の了承を得た上で
マルコの家と利用者本人が「契約」を交わす。

この点が児童養護施設とは、
大きく異なる点でもある。

10代のアルバイトで
毎月3万円納めるのは大変なことだ。
しかし、数年後マルコの家から自立すれば、
どこに住むにせよ、家賃を払わなければならない。
自分の居場所を確保するために、
優先するのは、小遣いよりも家賃である。

契約を交わして入居しても、
利用料の支払いを渋る、というのは良くあることで、
その気持ちもわかる。
子ども達が苦労して手にした給料だ。
欲しい物はいくらでもある。
「給料が出たら、あれを買おう」
「次の給料で髪を染めよう」
それをモチベーションに頑張る。

心待ちにしていた給料日
野原に「利用料お願いします」と言われれば、
腹が立ったり、がっかりして当然である。
でも、私は言う!
「利用料」と「貯金」は生活の両輪。

初めは支払いを渋る子も習慣になれば、
予算立ての際には最初に「利用料」を考えてくれるようになる。

昨日、B君がこんな事を言っていた
「ここって、利用料で食料買ったりしてるんだね。
俺、知らなかった。」

自分がマルコの家の生活の一部を支えている。
その想いが帰属意識と自尊心に繋がる。

子ども達の給料日
「利用料」「貯金」
それ以外に、私が子ども達に欠かさず言うことが
もうふたつある。

「1か月、お疲れ様でした」
「利用料ありがとうございます」

その時の子ども達の
少し照れくさそうな、でも自信の滲む笑顔が
私は大好きである。

野原





日記 | 07:50:01 | トラックバック(0) | コメント(0)
マスクの是非
先日、公衆浴場に行った時のこと。

お風呂から上がって、私の隣で着替えていた女性が
ショーツの次に身に着けたのは「マスク」だった。
私はちょっと驚いたが、
そうか・・なるほどな・・と妙に納得した。

マルコの家でも、マスクを欠かせない子はいる。
花粉症とか、風邪ではない。
マスクをつけることで、気持ちが落ち着くのだという。

しかし、マスクを外させようとする大人は結構いて、
校則で禁止している学校もあると聞く。

禁止している理由や、外させたい理由もあるのだろう。
それもわかる。

ただ、マスクがその子にとって「下着」と同様の役割だとしたら、
私は「外せ」とは言えない。
それは、「下着をつけずに外を歩け」と言われているのと同じだと思うから。

いつか、子ども達にとって
マスクが下着と同じ役割でなく「マスクはマスク」になるよう、
日々の言葉かけを大切にしようと思う。

「北風と太陽」を思い出す。
強制されなくても、
必要がなくなれば、自から手放す日が来る。

マスクだけではない、
多すぎる荷物も、複雑な人間関係も。
その日を迎えるための今日なのだ。

野原





日記 | 10:55:40 | トラックバック(0) | コメント(0)
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